kurashi journal

2022.02.11

多くの人に愛される地域のフラワーショップ

01.家づくりを考えたとき、どのようにして情報を集めましたか?

お姉様がフラワーショップ、弟様がサロンを営むI様ご家族。新築での店舗を考え始めたのは、2018年のこと。「老後のことも考え、自分の財産として形に残る店舗と家を持ちたい」と考えるようになったことがきっかけでした。「店舗を移転するにあたり、元の店舗に近い場所が希望でした。そのため、実際に自分の足で歩いたり、いくつか不動産屋を巡りながら、空いている土地や売地が出ていないか、探し始めました」と家づくりのスタートを振り返ります。

02.STKと共に家づくりをする決め手は何でしたか?

そんな土地探しをしていたI様とSTKとの出会いは、自宅のポストに投函されたSTKが発行する住まい情報誌「LIFE UP」。偶然目にしたその誌面で、STKオリジナルシリーズのAM6やLAGUNA、WTWなどのプランに目を奪われたそう。「どの建物も素敵で一目惚れでした。ちょうど、土地付きで建てた際の見積金額が載っていて、良心的な価格だったんです。すぐに連絡をして、現地を見せていただきました。対応してくれた営業の方の対応も丁寧で感じが良く、安心したのを覚えています」。

その後、希望である地域で土地をみつけることができたI様。「お客様の中には、町が変わると足が遠のく方もいます。だからこそ、新しい場所でお店を始めることはできるだけ避けたかった。そんな想いをSTKさんは汲んでくださり、元の店舗から徒歩圏内で行ける土地をいくつも探してくれました。本当に嬉しかったです」と感慨深げに語ってくれました。

03.大事にしたことや特にこだわった部分はどんなことでしょうか?

 I様が目指していた店舗のイメージは、“慌ただしい日常を忘れ、ゆったりとした時間を過ごせる空間”。「誰からも愛されるカフェのようなテイストが理想だったので、金属やコンクリートなど無機質な素材はあまり目につかないといいなと思っていました」。そこで使用したのは、素朴で温かみのあるタイルや木目調の素材。落ち着きのある仕上がりに、I様もショップを訪れるお客様も満足されています。

 また、店舗ならではのこだわりは、内装にも散りばめられています。「サロンでは、使う部屋ごとに用途も変わるため、それぞれベストな光を取り込めるよう窓の位置を工夫して設計していただきました。

フラワーショップでは、お客様が安心できるよう、外からでも店内の様子が見えるようにしたり、いろいろと担当さんからアドバイスをいただきながら、自分の想いを反映した店舗づくりができました」。

04.持ち家があることで変わったことはどんなところでしょうか?

移転後は、専門誌に取り上げられるなど、少しずつ認知度を高めているI様のショップ。周囲の反応だけでなく、働くスタッフにも変化があったといいます。「以前の店舗では、フラワーショップとサロンが別々の建物だったこともあり、物理的な距離やコミュニケーションが取りづらい場面もあったのですが、移転を機に同じ建物内で働けるようになり、仕事がしやすくなりました。作業動線を考えて配置した壁やドアも、仕事の効率向上に一役買っています」と店舗の使い心地を教えてくれました。

色とりどりの花が並ぶ店内を見渡した奥様は、「丁寧に要望を拾い上げ、自慢のお店を作ってくれたSTKさんには感謝しています」と顔をほころばせます。お客様とスタッフへの想いを形にしたこの店舗は、日々仕事に励むI様の力になっていくことでしょう。

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