kurashi journal

2024.01.10

賃貸契約における仮押さえとは?不動産会社が詳しく解説します!

「気に入った物件を一時的にキープするのは可能だろうか」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

他の部屋を確認している間に、気になっていた物件を他の人に取られてしまうと辛いですよね。
そこで今回は、賃貸契約における仮押さえについて詳しく解説します。
賃貸をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

□賃貸物件を仮押さえできる?

そもそも気に入った物件を見つけた場合、仮押さえすることは可能なのでしょうか。
以下では、この疑問について詳しく解説します。

結論から申し上げますと、原則として賃貸物件の仮押さえはできません。
これは賃貸借契約において、仮という概念がないからです。
地域によっては不動産会社が物件をキープする場合も稀にありますが、一般的には物件を押さえるためには書類を交わす必要があります。

それでは一体、気に入った物件が見つかった場合はどうすれば良いのでしょうか。

もし入居希望の賃貸物件を一定期間キープしたいのであれば、入居申し込みをすると良いでしょう。
入居申し込みをすれば貸主によって審査が行われますが、その期間は実質的に物件をキープしている状態になります。
万が一申し込んだ物件よりも良い部屋が見つかった場合、審査終了前であればキャンセル料も発生しません。

ただし入居申し込みをしている物件が複数ある場合、契約の意思なしとみなされて審査に通らなくなる可能性があります。
そのため、むやみやたらに申し込むのではなく、本当に入居を希望する物件なのかどうかを考えることが重要です。

□入居申し込みに費用がかかる場合も?

物件によっては、入居申し込みをするタイミングで「申込金」が発生するケースがあります。
入居希望者の多い人気物件では、申込金が求められる場合が多いです。

申込金の金額は不動産会社によって異なるものの、家賃の1ヶ月程度が相場です。
こちらはあくまで申し込みのために預ける金額であるため、契約が成立・不成立のいずれにしても返金されるケースがほとんどです。

申込金が必要な物件を内見する場合は、すぐに申し込みができるように現金を用意しておくと良いでしょう。
なお、契約時に支払う「手付金」とは異なるものであるため、混同しないようにご注意ください。

□まとめ

今回は、賃貸物件をキープするには入居申し込みが必要であることや申込金が発生するケースがあることをご紹介しました。
気に入った物件を契約できるように、きちんと準備をしておきましょう。
当社は、甲府市で賃貸をお探しの方に向けて物件をご紹介しています。
賃貸をお探しの方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。

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