kurashi journal

2024.06.05

一戸建て売却前にハウスクリーニングは必要?その価格相場も紹介します!

一戸建てを売却する前に様々な工夫を施すことで、買取価格を高くできることがあります。
家の中を綺麗にすることもその一つとして挙げられており、実際に検討中の方もいるでしょう。
そこで今回は、売却前のハウスクリーニングの必要性と料金相場について紹介します。

□本当に必要?ハウスクリーニングを利用した方がよい場合とは?

大前提として、物件の売買においてハウスクリーニングをすべきとの記載が契約書にない場合は、売り手にその義務はありません。
ただ、ハウスクリーニングを行えば、素人が自分で掃除するよりも大幅に家が綺麗になるのも事実です。
購入検討者にとって、物件の清潔さは購入の是非を判断する重要な条件なので、物件を綺麗にしておくことはスムーズな売買契約成立に役立ちます。

特に売り手不在の中で内見を行う場合、物件の清潔さはより重要になります。
仮に汚いと判断されれば、購入に至らないだけでなく、申し込みがあったとしても値引きを迫られることもあります。
トイレやお風呂場などの水回りは汚れが溜まりやすいので、ハウスクリーニングを利用した方が良いケースが多いでしょう。

ただ、査定額に関してはハウスクリーニングの有無による大幅な変化は見られません。
そのため、ハウスクリーニングにかかる費用とその効果を天秤にかけて、最適な選択をしましょう。

□ハウスクリーニングの料金相場を紹介します!

ハウスクリーニングの料金相場について、頻繁に利用される水回りのハウスクリーニングを例に紹介します。
浴槽でかかる料金としては1万円から2万円、洗面所とその周辺では6千円から1万円、トイレでは6千円から1万3千円、キッチンでは1万円から4万円が大まかな目安となっています。
これらすべてを合算すると、料金は3万2千円から6万7千円程度となります。

日常的に利用するには高く感じてしまう価格ですが、一度に数千万円が動く物件売買においては、少しお得に感じる方もいるでしょう。
前述したように、物件の生活環境を綺麗に整えておくことは、販売活動をスムーズに進められることにつながるので、売却までにかかる期間とその手間を考えるとむしろ安いとも考えられます。

□まとめ

一般的に、ハウスクリーニングは一戸建て住宅を売る前に絶対行わなければならないものではありません。
しかし、それによって売却までの期間を短縮できたり、買い手とのトラブルを防止できたりします。
今回の記事で紹介した料金相場を参考にして、自分にとっての費用対効果を考えてみましょう。

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